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写遊詩人TA
写遊詩人TA

2013年04月28日

そよ風に揺られて





ふと、そよいだ風がTシャツを揺らす。

そんな何気ない日常も、
サングラスと網戸というフィルターを通して
切り取ってみると、見慣れぬ風合いが漂い、
何とは知れぬ涼やかさを演出してくれるものだ。

  


Posted by 写遊詩人TA at 20:28Comments(2)徒然に

2013年04月26日

錆廃れた巨像


(サムネイルをクリック)

地元の不動尊を通り過ぎ、さらに登っていくと
ハイキングコースへ続いてゆく。その途上に
遠の昔に捨てられてしまった採石場がある。

たまにハイキングコースの途中まで運動がてらに
登って行くのだが、その度にこの非日常的な空間が
凝然と待ち構えている。

かつては毎日のようにショベルカーが山を削り、
土や石を送り出すベルトコンベアーは間断なく回り、
何台ものダンプカーが狭い道を轟然と上り下りしていたのだろう。

今はただ、時が止まったかのような閉ざされた空間に、
錆びた鉄とコンクリートたちは沈黙を守りつつ悄然と佇むのみである。
  
タグ :写真廃墟


Posted by 写遊詩人TA at 20:27Comments(0)徒然に

2013年04月19日

「相棒はいずこに?」4コマ目



A男が颯爽と駆けつけた先には、今まさに衝撃的な光景が!

珍魚
「がぶっがぶっ、あむあむ・・・」

B男
「ぎぃやあああああああっ、止めて噛まないでぇー(>_<)」

A男
「やばいっ!って、おいおい・・・あれ?メガマウス?」
(なぜ陸上で?)

B男
「あ、A男じゃないか!早く助けてくれッ。食われるぅ」

A男
「冗談はよせよ。メガマウスは人なんぞ食べないだろ」

B男
「あ、そうなの? ・・・もしかして、これって・・・じゃれ付いてるだけ?」
(確かに全然痛くない)

A男
「・・・・・・」

B男
「あ、そうなんだぁ(^^;)」

A男
「・・・バカ(--#)」
(用を足すだけで、どんだけ心配させてんだよ)

無事に再会できたところで、おしまいっ

※メガマウスはプランクトンを常食とする深海鮫。
特徴的な口は、プランクトンを呑み込み、濾過する。
口が大きいので、誤ってプランクトン以外の生物を
呑み込んでしまう事もある。
つまり、B男も呑まれる可能性があった訳です。


(拡大写真はサムネイルをクリック)
  
タグ :写真紙芝居


Posted by 写遊詩人TA at 22:55Comments(1)紙芝居

2013年04月16日

「相棒はいずこに?」3コマ目


ミミズク老師に追い立てられたA男は、
取りあえずホース目指してトボトボ歩く。
そして、目の前に突如--
ズッシーン!!!

A男
「うわああああーっ、びっくりしたあ。バイタルスーツ? ロボット?」

機動兵器ドライオ
「おお、すまんすまん。危うくペシャンコにするところだったぞ」
ジャキーン(照準を合わせる音)

A男
「物騒な! で、何でバルカン砲の銃口がこっちに向いてるんですか? 」

ドライオ
「最近は何かと物騒でな、用心に越したことは無い。
で、こんなところで何をしている、怪しい奴め。
必殺の豆鉄砲でも食らいに来たか!」
ガシャン(装填の音)

A男
「ちょちょっと、待って。とんでもないです。ちっとも怪しくないです。
ただ、人を探しに来ただけなんです」
(そのごついの、豆鉄砲なの?)

ドライオ
「何だ、それなら早く言い給え。もしかして、同じ格好をして
バカみたいにずっと両手を挙げている奴のことか?」

A男
「ああ、そうです!どこで見ました?」

ドライオ
「急ぎ、西に8mほど進むがいい。
何やら陸を泳いでる珍魚に追われていたぞ。
あの様子では、今頃もしかすると・・・」 
(とても懐かれているやも知れん)

A男
「うへっ、縁起でも無いなぁ。とにかく急ぎます」

つづく


(拡大写真はサムネイルをクリック)
  
タグ :写真紙芝居


Posted by 写遊詩人TA at 22:48Comments(0)紙芝居

2013年04月12日

「相棒はいずこに?」2コマ目


A男
「あ、あの~」

ミミズク老師
「むう、それ以上、言わずとも良い。言いたいことは分かっておる。
フォースじゃ、フォースを信じるのじゃ。そうすれば、全て上手くゆく」

A男
「え?何? フォース?ホースですか? 
ここに来る前にホース転がってましたけど、それをどうかするんですか?」

ミミズク老師
「焦るな、暗黒面に落ちてはいかんぞ。フォースと共にあらんことを・・・」

A男
「あ、暗黒面? いや、あの、ホースを持っていくのですか?
あんな大きい物、持っていけませんよ」

ミミズク老師
「何をバカな、フォースにでかいもクソもあるもんかい。お前さん次第じゃ。」

A男
「???一体、何を言っているのか、さっぱりなんですが(゜゜;)」

ミミズク老師
「何を聞き分けの悪いことをグニヤグニャ言っておるんじゃ! 
耳が遠いわしへの嫌がらせかっ!
ぐずぐずしておると取り返しの付かぬことになるぞ」

A男
「え、本当ですか? じゃあ、行きます」
(よく分からないけど、とりあえずホースの方へ行ってみるか・・・)


(拡大写真はサムネイルをクリック)
  
タグ :写真紙芝居


Posted by 写遊詩人TA at 20:24Comments(0)紙芝居

2013年04月09日

「相棒はいずこに?」1コマ目




宇宙服のA男
「あ、ちょっとすみませーん」

テン
「え、俺? 何か用かい?」

A男
「あのう、人を探してまして、私と同じ格好で
いつも両手を挙げている不審な奴をここら辺で見かけませんでした?」

テン?
「ああ、奴なら見た。アシカに絡まれた挙句、食われたぜ」

A男
「ええーーーー、嘘でしょ!」

テン
「今のは俺じゃねえ。後ろのオウムが声を真似てしゃべったんだ。
おちょくられてんだよ。確かにアシカとは話してたらしいが、
どっか行ったって聞いたぜ」

A男
「あうう、心臓に悪い。じゃあ、その先は知らないんですね」

テン
「ああ、知らねえな。ここから南東に3m行ったところに物知りの
ミミズクがいる。そいつに聞いてみれば、何か分かるんじゃねえか」

A男
「そうですか。それじゃあ、そちらに行ってみます。ありがとうございました」

テン
「何てことない、礼なんかいらねえよ」

つづく


(拡大写真はサムネイルをクリック)

  
タグ :写真紙芝居


Posted by 写遊詩人TA at 22:27Comments(0)紙芝居

2013年04月06日

出くわしてしまった!






アシカ
「あら、何ですの?あなた。見かけない顔ね」

完全防備の男
「いや、ちょっと…用を足しに。決して、怪しい者ではないです、ハイ」

アシカ
「クンクン・・・。あらやだ、何か臭うわ」

完全防備の男
「何言ってるんですか、漏らしちゃいないですよ!
 それに近い、近いですよぉ」
 (このおっきなアシカ、まさか襲って来ないだろな)




「相棒はいずこに?」へ続く
  
タグ :写真紙芝居


Posted by 写遊詩人TA at 20:27Comments(0)紙芝居

2013年04月04日

雲の魔神 !






召喚魔法「雲魔神の踏み付け攻撃」!!!

某国の船舶が領海侵犯した時には、
ズドーーーンと
こいつを喰らわしてやります!



  
タグ :写真


Posted by 写遊詩人TA at 20:45Comments(0)徒然に

2013年04月01日

Moss island





       青き乾いた海原に
       静かに座する鎮守の島

       水底(みなそこ)かと見まごう
       小さくも儚きこの世界に

       私はただただ時間(とき)を忘れる
       私はただただ憂いを忘れる



  
タグ :写真


Posted by 写遊詩人TA at 20:24Comments(0)

2013年03月31日

さてさて

はじめまして、

徒然なるままに撮った写真に詩や感じたものを添えて

また小さな物語を演じるキャラクターたちの悲喜劇
(紙芝居風に・・・コマ漫画風とも言えるかな?)

ジャンルは子供っぽい馬鹿話~深遠な真理の囁きまで

そうしたものをのんびり気の向くままにアップしていきたいと思います。

よろしくです(^^)  


Posted by 写遊詩人TA at 21:09Comments(0)はじめまして