2013年04月16日
「相棒はいずこに?」3コマ目

ミミズク老師に追い立てられたA男は、
取りあえずホース目指してトボトボ歩く。
そして、目の前に突如--
ズッシーン!!!
A男
「うわああああーっ、びっくりしたあ。バイタルスーツ? ロボット?」
機動兵器ドライオ
「おお、すまんすまん。危うくペシャンコにするところだったぞ」
ジャキーン(照準を合わせる音)
A男
「物騒な! で、何でバルカン砲の銃口がこっちに向いてるんですか? 」
ドライオ
「最近は何かと物騒でな、用心に越したことは無い。
で、こんなところで何をしている、怪しい奴め。
必殺の豆鉄砲でも食らいに来たか!」
ガシャン(装填の音)
A男
「ちょちょっと、待って。とんでもないです。ちっとも怪しくないです。
ただ、人を探しに来ただけなんです」
(そのごついの、豆鉄砲なの?)
ドライオ
「何だ、それなら早く言い給え。もしかして、同じ格好をして
バカみたいにずっと両手を挙げている奴のことか?」
A男
「ああ、そうです!どこで見ました?」
ドライオ
「急ぎ、西に8mほど進むがいい。
何やら陸を泳いでる珍魚に追われていたぞ。
あの様子では、今頃もしかすると・・・」
(とても懐かれているやも知れん)
A男
「うへっ、縁起でも無いなぁ。とにかく急ぎます」
つづく
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Posted by 写遊詩人TA at 22:48│Comments(0)
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